2019年 07月 08日
年金はいくらもらえるの?
にいがた確定拠出年金相談センター ファイナンシャルプランナー/DCマイスターの小川です。
先週は老後の資金2000万円は、公的年金の維持ができないから2000万円自分で用意してくださいということではなく、そもそも公的年金だけでは人並みな生活を送るためには不足し、皆さんが100歳まで生きるのが当たり前のようになってくると、65歳から100歳までの間に大体2000万円の赤字になるということをお伝えしました。
しかし、公的年金の受給額はその人の働き方、収入によっても違いますし、老後に必要な生活費もその人によって全く違います。
2000万円も要らない人もいれば、2000万円では到底足りない方もいて当然ですよね。
なので、あなたに本当に必要な老後の資金を計算するには「自分は一体いくら必要なのか?」を計算する必要があります。
本日はまず公的年金で受け取れる金額を知る方法についてお伝えします。
公的年金はその人の働き方や収入によって受取額が異なります。
また、国民年金保険料の未納期間がある方と無い方でも異なります。
仮に、大学卒業して22歳から65歳まで、平均月収30万円で会社員として厚生年金を払い働いていた方ですと公的年金で受け取れる年間の平均額は約163万円となり、月平均13.5万円となります。
これが月収50万円になれば年間約219万円で月額に直して18万円程度となる、月収30万円の人が65歳ではなく60歳で定年退職した場合は年間で10万円近く年金額が減ります。
このように、公的年金の受給額は年収や働いた期間によって人それぞれ異なるのです。
「では、自分は一体いくらもらえるの?」
と思われた方は、
『ねんきん定期便』をチェックしてみましょう。
https://www.nenkin.go.jp/service/nenkinkiroku/torikumi/teikibin/20190405.files/31-01.pdf
ねんきん定期便は毎年誕生月に届く、あなたがこれまで加入、保険料の支払い履歴からあなたが受け取れる公的年金の受給見込みが記載されていますが、これを見ただけではわかりません。
そこに今後のあなたの働き方や収入の見込みを加味した上で計算してあげることで現時点での受取額の見込みがわかります。
年金に対し不安をお持ちの方は多いのですが、ご自分がいくら年金をもらえるのかを知らないという方も多いのではないでしょうかね。
ねんきん定期便を手元に準備し、日本年金機構のHPから計算することもできま。
是非やってみていたたきたいところではありますが、なかなか一人で計算するのは難しいですよね。
そんなときに相談できる存在が我々ファイナンシャルプランナーで、我々にいがた確定拠出年金相談センターでも承っております。
初回相談は無料ですのでお気軽にお問い合わせ下さい。